安全に使用できる無料VPNサービスは本当にないのか?
結論からお伝えすると、セキュリティとプライバシー保護の安全性が第三者機関の独立監査によって証明されていて、有料VPNと同レベルの通信速度でNetflixなども快適に視聴できる無料VPNサービスは2社ありました!
しかし、「無料VPN おすすめ」で検索結果に表示される情報サイトはどれも自分の利益しか考えてない疑わしいサイトばっかり。明らかに実際に使って検証もせず、危険性が高いから有料VPNを契約すべき!という適当なデマ内容。
確かに、有料サービスと比較すると無料VPNサービスはちゃんと選ばないと危険性を伴ないます。しかし、本当に安全に使える無料VPNサービスはありますし、ユーザーさんの利用用途がマッチすれば有料VPNでなくても無料で事足りるケースもあります。
この記事を読めば、ボクが実際に検索数が多い無料VPNサービス10社を使って比較検証した結果、発見した本当に安全で無料とは思えない有料VPNレベルの便利なVPNサービス会社を知ることができます。
長いけど最後まで読んでいってくださいね(*’▽’)
①自分の目的用途は無料のVPN接続サービスで事足りるのか
②有料サービス並みに安全で無料のVPNサービス会社はどこなのか
③快適にNetflixを視聴できる通信容量と通信速度を持つ無料のVPNサービス会社はどこなのか
④有料VPNと無料VPNの違いとどんな人にどっちがおすすめなのか
⑤無料VPNの危険性をよく目にするけど本当なのか
人気VPNアプリの早見表
どのVPNサービスにするか迷ったらこの3社を選べば間違いないよ(‘◇’)ゞ
無料or有料のVPNサービスに関係なく、VPNサービス会社を選ぶ際に絶対に注意するべき選定基準がいくつかあります。
まず、セキュリティとプライバシー保護です。特にユーザーから収集した個人情報データの取り扱いに関する規約を記した『プライバシーポリシーの内容』と『運営会社の運営拠点(登記国)』が重要です。
無料VPNサービスについて解説する多くのWEBサイトは『ノーログだから安全!』という誤情報を提供しています。
ノーログポリシーとは、ユーザーから収集した個人情報データを記録保管しない利用規約のことです。もちろん、ノーログは必須条件ですが本当にノーログポリシーを実践しているVPNサービスの運営会社は少ないということを知っていますか?
実は、ほとんどの国の法律では一定期間はデータを保管することが義務化されています。そのため、ユーザーのログ(個人情報の履歴)を本当に保管しない安全な無料VPNサービスの運営会社はデータ保持法がないスイスやマレーシア、パナマなどの国に法人登記する必要があります。
また、プライバシーポリシーでログの保管期間と個人情報の使用用途に関する説明をきちんと行って、第三者機関の独立監査を入れて規約内容が事実であることを証明している誠実な無料VPNサービスの運営会社はほとんどありません。
ノーログと言っておきながら、実は一定期間保管している間に収集した個人情報データを第三者に共有または転売して収益化しているケースが多いです。
例えば、下記は無料と有料の2つのプランを提供している『Touch VPN』という人気の自称ノーログ&暗号化VPN接続サービスで、運営元AURA社のプライバシーポリシーの内容です。
内容を確認してみると、『お客様の個人情報を販売することはありません(当社の無料製品を利用する場合を除く)』と記載されています。つまり、無料プランユーザーの個人情報は転売すると述べています( ゚Д゚)!この会社の登記国はアメリカなので最低でも3ヶ月間データを保管する義務を定めた『データ保持法』の対象です。ログを保管しないのは3ヶ月後の話であり、卑怯な説明です。
ユーザーのために自社サービスの質の改善と向上のためにユーザーデータを利用するだけなら健全な運営といえるのですが、いくら無料で使わせてくれるとはいえど、ユーザーの利便性に全く関係がない業者に転売しているVPNサービス会社は絶対に避ける必要があります。
健全な運営会社か判別する方法は、運営会社の所在国(登記された国)にデータ保持法がない点に加えて、プライバシーポリシーに記載されている『収集した個人情報の使用方法』と『共有する相手とその理由』の内容を必ずチェックすることです。
”ノーログ”というキーワードに安心して絶対に騙されないでください。
無料のVPNを使ってNetflixなどで居住国以外のコンテンツを快適に視聴できたとしても、VPNサービスの運営会社が脆弱なセキュリティ体制でウイルス感染被害に巻き込まれたり、クレジットカード情報などのユーザー個人情報を悪意のある第三者に転売される危険性があります。
実際にForbesの調査報告によれば、2020年に3社の無料VPN接続サービスでユーザーの名前、電子メールアドレス、ユーザー名、支払いデータ、デバイス情報、位置情報ログなど約2100万人の個人情報漏洩があったとされています。いづれもGoole Playでダウンロードできる人気の無料VPNアプリでした。
それでは、実際にどうやって本当に安全で便利な無料VPNサービスを選べば良いのでしょうか?
ボクが実際に人気の無料VPNサービスを調べて比較検証した下記の結果を参考にして、安全な無料VPNサービス会社を選ぶようにしてくださいね!
実際にボクが使用して次の10個項目をポイントに検証して比較表にまとめたよ♪
忙しい方はこの表でどの無料VPNサービス会社が危険なのか一目でわかるから、この中から安全で性能が高いVPNを選んでね!
早見表 | 推奨 | 総合評価 | 安全性評価 | 過去のトラブル | ウイルス検出 | ノーログポリシー | 暗号化 | キルスイッチ | プロトコル | 個人情報の転売 | 広告表示 | 通信速度/mbps(down/up) | 通信量制限 | Netflix | 有料プラン(月額) | カスタマーサポート | 日本語対応 | 対応デバイス・OS | 同時接続可能数 | 接続国数 | 日本サーバー | サーバー数 | トレント対応 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ProtonVPN | €4.99~ | ||||||||||||||||||||||
hide.me VPN | $9.95~ | ||||||||||||||||||||||
AdGuard VPN | .11 | $2.99~ | |||||||||||||||||||||
TunnelBear vpn | $9.99 | ||||||||||||||||||||||
Windowscribe | 10GB/月 | $5.75~ | |||||||||||||||||||||
VPN Gate | なし | ||||||||||||||||||||||
VPNネコ | なし | ||||||||||||||||||||||
Touch VPN | $12~ | ||||||||||||||||||||||
Hola VPN | $7.69~ | ||||||||||||||||||||||
Opera VPN | $1.99 |
お急ぎの方向け!推奨できる無料VPNは2社のみ
上の早見表をもとに、次の8項目を軸にもっと詳しく解説していくよ♪
- 過去のトラブル(黒歴史)を比較
- 収益源を比較
- セキュリティ(ノーログ・暗号化・キルスイッチ)を比較
- 通信速度・通信データ使用量の制限を比較
- 動画配信サービスのブロック解除を比較
- VPNアプリの使いやすさ・カスタマーサポート・日本語対応を比較
- 対応デバイスの種類と同時接続可能数を比較
- 接続できる国とサーバーの数を比較
- トレント対応を比較
- アカウント作成時に必要な情報を比較
①過去のトラブル(黒歴史)を比較
世界的に有名なForbes誌の調査報告によれば、2020年に3社のVPN接続サービスでユーザーの名前、電子メールアドレス、ユーザー名、支払いデータ、デバイス情報、位置情報ログなど約2100万人の個人情報漏洩があったとされています。
トラブルを起こした3社は、Google Playでダウンロードできる『Super VPN(インストール数約1億)』、『GeckoVPN(インストール数約5万)』、『ChatVPN(インストール数約1千万)』といづれも安全性が高いと人気の無料VPNサービスでしたが、なんとセキュリティは脆弱性のオンパレードだったのです。
また、Google Playストアの無料VPNアプリのうち38%にマルウェアが含まれていて、上記3社と同様にユーザーの情報が盗まれているとの報告がされています。
ProtonVPN | hide.me VPN | AdGuard VPN | TunnelBear vpn | Windowscribe | VPN Gate | VPNネコ | Touch VPN | Hola VPN | Opera VPN | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
個人情報漏洩 | ||||||||||
ウイルス感染 | ||||||||||
サイバー攻撃 |
Hola VPNとOpera VPNは過去にユーザーの個人情報を不正に入手して転売して法的トラブルに発展した経歴があります。
Hola VPNの運営会社はユーザーの帯域領域を盗んで姉妹会社のLuminati社を通じて不正に悪徳業者に転売していたとして摘発されました。
Opera VPNは脆弱なセキュリティが原因で、2016年にハッキングにより170万人以上のユーザーのパスワードやログイン情報、決済情報等の機密情報を漏洩させました。
また、10社の無料VPNサービスをインストールする際のファイルにウイルスが仕込まれている危険性がないか検査した結果、Opera VPNにマルウェアの検知がありました。この会社はブラウザやローンアプリ事業も行っていますが、不正に超高金利の短期ローンを組ませるアプリをGoogleのルールを無視して配信していることも摘発されている悪徳業者なので注意してください。
ウイルス検査 | ProtonVPN | hide.me VPN | AdGuard VPN | TunnelBear vpn | Windowscribe | VPN Gate | VPNネコ | Touch VPN | Hola VPN | Opera VPN |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マルウェア |
Opera VPNは危険だから利用しないでね!
②収益源を比較
ProtonVPN | hide.me VPN | AdGuard VPN | TunnelBear vpn | Windowscribe | VPN Gate | VPNネコ | Touch VPN | Hola VPN | Opera VPN | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アプリ内広告 | ||||||||||
個人情報の転売 | ||||||||||
有料サブスクの誘導 |
営利企業である限り、社員の給料をはじめとする運営費が必要なので必ず何かで利益を稼がないといけません。ボランティア等の非営利企業ではないので、消費者にサービスを提供して対価を得ることは資本市場では当然の仕組みなのです。
VPN接続サービスに限らず、無料で利用できるWEBアプリ・サービスは、基本的に「アプリ内の広告収益」と「ビッグデータの収集と2次利用」、または有料プランへのアップセル勧誘を目的に提供されています。
ユーザーは無料で便利なサービスを利用できる変わりに、同意の上でVPNサービスの運営会社に自らのインターネット行動履歴をはじめとする個人情報を差し出しているのです。
サービス向上のために、VPNサービスの運営会社とサードパーティと呼ばれるアプリ内の機能に関連する広告配信業者や決済業者等だけがユーザーのビッグデータを取得及び共有するのであれば至って健全なのですが、全く関係のない第三者に転売したり犯罪に利用されるなどの情報漏洩が問題になった無料VPNサービス会社が存在することも事実なので細心の注意と対策が必要です。
VPNネコ、Touch VPN、Hola VPN、Opera VPNの4社はサービスの向上に全く関係のない業者へユーザーの個人情報を転売している危険性があるので利用しないでください。特にHola VPNは実際に摘発された過去があります。
消費者のビッグデータはハッカーフォーラム等の闇市場にて高値で売買することができます。
- 位置情報
- クレジットカード等の決済情報
- 使用デバイスやアプリの行動履歴
- ID・パスワード
- WiFi接続情報
VPNネコ、Touch VPN、Hola VPN、Opera VPNの4社は転売の危険性が高いから利用しないでね!
③セキュリティ(ノーログ・暗号化・キルスイッチ)を比較
ボクたち個人が利用する用途のVPNサービス会社でおさえておきたいセキュリティのポイントは、ノーログ・暗号化・キルスイッチの3点だけで大丈夫です。
基本的に有料のVPNサービス会社であれば全て対応しています。しかし、無料VPNサービス会社では非対応の場合が多いです。特に、バックエンドで有料プランがある無料VPNサービス会社は、有料プランのみ対応しているケースが多いので注意してください。
ノーログを比較
ノーログとはVPNサービスに登録した利用者の閲覧履歴やIPアドレスなどをはじめとする個人情報の記録を自社サーバーに保存しないという規約のことです。
つまり、自社のサーバーを通るユーザーのトラフィックを収集しても記録しないVPNのことを指します。
取得したログ(履歴)を一切保管しないことを約束してくれたら第三者に漏洩することもないため、プライバシー保護の観点からノーログポリシーを採用しているVPNサービス会社を選ぶことはユーザーにとって必須条件です。
しかし、記事冒頭の『無料のVPN接続サービスを使う前に必ず知っておきたい注意点』でも説明したように、運営会社が拠点を置く国にデータ保持法がある場合、最低3ヶ月間はユーザーのログを保管する義務があるので本当にノーログを実践できる運営会社はほとんどありません。
ProtonVPN | hide.me VPN | AdGuard VPN | TunnelBear vpn | Windowscribe | VPN Gate | VPNネコ | Touch VPN | Hola VPN | Opera VPN | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法人/個人 | 法人 | 法人 | 法人 | 法人 | 法人 | 大学 | 法人 | 法人 | 法人 | 法人 |
開発元所在地 | スイス | マレーシア | キプロス | 米国 | カナダ | 日本 | 香港 | 米国 | イスラエル | ノルウェー |
販売元所在地 | スイス | マレーシア | キプロス | 米国 | カナダ | 日本 | オーストラリア | 米国 | イスラエル | ノルウェー |
設立年 | 2014年 | 2015年 | 2014年 | 2011年 | 2016年 | 2013年 | 2017年 | 2014年 | 2007年 | 1995年 |
データ保持法 | ||||||||||
安全性(信頼度) | ||||||||||
会社HP | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | なし | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
ほとんどの国の政府は国家の安全と称して国民の個人情報を収集したいため、データ保持法を定めることで必要時にいつでも運営会社から収集できるようにしています。
運営会社が本気でノーログを実践する気がある場合、データ保持法がないプライバシー天国のパナマやスイス、マレーシアなどの国に拠点を置いて運営しなければならないのです。
ノーログを宣言しているのに運営拠点がデータ保持法のあるアメリカやEU諸国になっているVPNサービスの運営会社は矛盾しかないわけですが、これらの不誠実な企業がログを保管しませんと約束しているのはデータ保持法の最低3ヶ月保管義務の後の話で、この点をしっかり説明している誠実な運営会社はほとんどありません。
無料で提供しているVPNサービスの運営会社がノーログを宣言している場合、ほとんどのケースで3ヶ月の保管期間中に個人情報を抜き取って2次利用しています。
いくらプライバシーポリシーでノーログ宣言と個人情報の転売をはじめとする2次利用をしないと約束していても、技術的に悪用しようと思えばいつでも可能なので、これらのVPNサービス会社は絶対に避けるべきです。
下記の比較表にある無料VPNサービスプロパイダー10社はノーログポリシーを宣言していますが、データ保持法のない国(最低3ヶ月の保管期間義務がない)を運営拠点にしている会社は『ProtonVPN』と『hide.me VPN』のみである点に注意してください。
また、プライバシーポリシーで宣言していることが全て事実であることを第三者機関の独立監査を入れて証明を行っているVPNサービス会社を選ぶようにしましょう。
最低3ヶ月の保管義務 | データの2次利用 | 独立監査 | |
---|---|---|---|
ProtonVPN | 一切なし宣言 | ||
hide.me VPN | 一切なし宣言 | ||
AdGuard VPN | 一切なし宣言しているけど技術的に可能 | ||
TunnelBear vpn | 一切なし宣言しているけど技術的に可能 | ||
Windowscribe | 一切なし宣言しているけど技術的に可能 | ||
VPN Gate | 筑波大学は一切なし宣言しているけど、サーバーの提供元は各国の個人ボランティアなので技術的に悪用される可能性 | ||
Touch VPN | 無料プランユーザーは転売すると宣言 | ||
Hola VPN | 子会社と関連会社に転送して転売を宣言 | ||
Opera VPN | 提携する広告配信サービス業者に転売を宣言 |
なるほど!本気でノーログを実践していて、宣言しているプライバシー保護が事実なら独立監査を入れて証明しているんだね( ゚Д゚)
暗号化を比較
通常ボクたちがインターネットを利用して何かWEBサービスを閲覧する際は、そのWEBサービスの運営者が契約しているサーバーを通って閲覧しています。
WEBサービスを提供する運営者、サーバー運営者、利用した検索エンジンの運営会社、インターネット回線のプロパイダーたちにあなたのネット行動履歴をはじめとする個人情報は丸見えで、悪意があればIPアドレスから侵入してデバイスに入っているデータを盗むことも可能です。
また不正アクセスの技術を持っているハッカーも同様にあなたの利用デバイスから接続するWEBサービスとの間の通り道で、簡単に個人情報を盗むことができるのです。特に公共の無料WiFiを利用する際は、無料で使わせてもらう代わりに基本的に個人情報を運営者に差し出しているので危険です。
しかし、VPNを導入することでVPNサーバーを通るようになるので、あなたの個人情報を他人が覗き見することができない通信に変化して、プライバシーを保護してくれます。
有料のVPNサービス会社であれば基本的に暗号化に対応していますが、無料のVPNサービス会社は非対応のサービスも多いので注意が必要です。特に、有料プランのバックエンドがある無料VPNサービス会社の場合は公式サイトで暗号化対応と記載があるにも関わらず、無料プランは機能制限しているケースがあるのでダマされないように下記の比較表でチェックしておきましょう。
暗号化のセキュリティ技術には種類があります。
AES 256bitという暗号化技術は、各国政府や軍事機関、サイバーセキュリティの専門会社に使用されている暗号化規格です。米国家安全保障局(NSA)がトップシークレットを含む機密情報の保護に推奨しています。
対応ありなし | 256-bit AES暗号化 | |
---|---|---|
ProtonVPN | ||
hide.me VPN | ||
AdGuard VPN | ||
TunnelBear vpn | ||
Windowscribe | ||
VPN Gate | ||
VPNネコ | ||
Touch VPN | ||
Hola VPN | ||
Opera VPN |
ログポリシーの信頼性と米国家安全保障局のお墨付き『256bit AES暗号化』に対応しているProtonVPN、hide.me VPNが魅力的だなあ(*’▽’)
キルスイッチを比較
キルスイッチとは、VPNを利用してインターネットに接続している際に何らかの理由でVPNの接続が途切れて暗号化も止まり、あなたの本来のIPアドレスに切り替わって個人情報が他人から丸見えになってしまう状況を防止する自動装置のことです。
通信が途切れる理由は利用しているVPNサービス会社のデータ容量がしょぼくて混雑している、WiFiの通信環境が悪い、など様々です。
キルスイッチが導入されているVPNサービス会社を使えば、接続が復元されるまであなたの個人情報を保護してくれるので安心です。
有料のVPNサービス会社は基本的にキルスイッチに対応していますが、無料のVPNサービス会社は非対応のケースが多いので必ず確認してください。
対応ありなし | |
---|---|
ProtonVPN | |
hide.me VPN | |
AdGuard VPN | |
TunnelBear vpn | |
Windowscribe | |
VPN Gate | |
VPNネコ | |
Touch VPN | |
Hola VPN | |
Opera VPN |
ProtonVPNとhide.me VPNはキルスイッチにも対応しているんだね(*’▽’)
③通信速度・通信データ使用量の制限を比較
ここまでセキュリティ面と運営会社の信頼性について比較した結果を解説してきました。
しかし、いくらセキュリティに強くて安全性が高くてもVPNの通信速度が遅くてインターネット接続が頻繁に途切れたり、接続できない状態だとそのVPNを使う意味がありません。
また、個人情報の漏洩や転売で過去に摘発されている無料VPNサービス、ログポリシー・暗号化・キルスイッチにちゃんと対応してない無料VPNサービスは使うメリットがないので、ここからの章では比較対象から除外します。
また、TunnelBearは接続元のロケーションエラー、windscribeはサーバーに接続ない&フリーズして動かなくなる、といったエラーが頻繁に起きてそもそも使用できないことが多いので、この2社も除外します。
これまでの厳しい審査に勝ち抜いた下記の無料VPNサービス3社の通信速度と通信データ容量を検証して比較表にまとめました。
残った優良の無料VPNサービス
- ProtonVPN
- hide.me VPN
- AdGuard VPN
通信速度を比較
ネットの通信速度が速いか遅いかを判断するには、ダウンロード(下り)とアップロード(上り)、ping値の3項目を計測して比較します。
通信速度のダウンロード(下り)とアップロード(上り)は、データの移動する方向をあらわした用語です。
例えばYouTubeなどの動画配信サービスを視聴する際の速度をダウンロード(下り)、逆にYouTubeで動画配信したり動画をアップロードする際の速度をアップロード(上り)を意味します。
ネットを使う際は、基本的にアップロード(上り)よりもダウンロード(下り)の通信速度の速さが重要です。動画視聴など大きなデータ通信を伴なうのはダウンロードであることが多いからです。
一方で動画配信したりオンラインゲームをプレイする人は上りの速度が重要になってきます。VPNの用途にあわせてチェックしてみてください。
また、ping値はインターネットの応答時間(タイムラグ)を表します。ping値は小さいほど反応速度が良いことを表し、快適にインターネットを楽しむことができます。
例えば、オンラインゲームでコマンドを入力した操作が素早く反映されるといった具合です。動画視聴するなどダウンロード目的の方にはping値はあまり関係ないので省いて大丈夫です。
ちなみに、ping値はmbpsと相反関係にあるのでmbpsの速度が速いほどping値の速度は遅くなります。ping値の一般的な数値は36ms~50msです。FPSのような反応速度が重要視されるゲームの場合は15ms以下が理想でしょう。
※タイバンコク在住の筆者がタイから各国サーバーへ接続して検証しています。
※計測ツールはプロの技術者も使用するSPEEDTESTを使用しています。
※日本時間で9時・13時・17時・深夜1時と4回計測した平均値を算出しています。
※計測リクエストがあれば何でもお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
※AdGuard VPNとWindowscribeは有料プランのみ日本サーバーに接続可能でした。
VPN接続前 | ダウンロード/アップロード(mbps) | ping値 | 計測環境 |
---|---|---|---|
True Wifi | 290.36/70.72 | 8 | 0タイから日本 |
VPN接続時 | ダウンロード/アップロード(mbps) | 減少率 | ping値 | 増加率 | 計測環境 |
---|---|---|---|---|---|
ProtonVPN | -40.5/+247 | +1475 | タイから日本 | ||
hide.me VPN | -52.7/+271.2 | +1512 | タイから日本 | ||
AdGuard VPN | -92.3/-81 | +5200 | タイから米国NY |
快適にインターネットを利用できる通信速度の目安は10~100mbpsとされています。最低でも100mbpsくらい出てればストレスなくネット接続ができます。
しかし、VPNを利用する目的用途によって必要な値は変わってくるので、より快適にコスパ良く自分にあったVPNサービス会社を選んで頂けるように下記の表に目的ごとの必要通信速度の目安をまとめました。
Mbps | 例 | |
---|---|---|
動画視聴 | 25Mbps(下り) 4K高画質なら100Mbps | NetflixやYoutubeなど |
ビデオ通話 | 50Mbps(上り下り) | LINEやZOOMなど |
オンラインゲーム | 100Mbps(上り下り) | steamやeftなど |
メールやLINEの送受信 | 128Kbps~1Mbps | GmailやLINEなど |
WEBサイトやSNSの閲覧 | 1Mbps~5Mbps | AmazonやInstagramなど |
Netflixなどを高画質でもストレスなく快適に楽しむには、ProtonVPN・hide.me VPNがおすすめだよ(^^)/ 無料VPNサービスだとping値が100超えちゃうからFPS等のオンラインゲームはちょっと厳しいね((+_+))
通信データ使用量の制限
無料のVPN接続サービスでは、1日または1ヵ月に使用できるデータ容量の上限を制限している運営会社があります。
上限に達した場合、VPNサーバーに接続できなくなるので通常のインターネット回線のみの接続に戻ります。キルスイッチに対応してないVPNサービス会社の場合はプライバシー保護が突然消えるのでとても危険です。
なるべくデータ容量の使用制限がないVPNサービス会社を選ぶことをおすすめします。
使用上限 | Netflix再生可能時間 | |
---|---|---|
ProtonVPN | 無制限 | |
hide.me VPN | 一部の国は | 一部の国サーバーは20時間/月 |
AdGuard VPN | 6時間/月 |
VPNサービスの利用目的で1番多い『Netflixの動画視聴』を例に、実際にどれくらいの時間視聴すると使用制限に到達するのかを調査しました。
画質設定は自動設定(標準画質)で視聴して検証しています。視聴する動画作品のジャンルが違ってもさほど大きな違いはありませんでした。
ボクは1ヵ月にNetflixで1話1時間くらいの海外ドラマを20話は視聴するから、ProtonVPNが良さそうだな(^^♪
⑤動画配信サービスのブロック解除を比較
ネット情報でネトフリをブロック解除できるって書いてあったVPNを実際に契約したら全く見れなかった。っていう嫌な思いをしたことないかな?適当な情報サイトが多いからボクが本当に調査してまとめたよ(*’▽’)
世界で展開する動画配信サービス
世界で展開しているグローバル企業の動画配信サービスは日本からも契約して視聴することが可能です。
基本的に住んでいる国で配信されているコンテンツしか見れないのですが、VPNを使うことで色んな国の限定配信ドラマや映画作品にアクセスできるようになります。
オランダから日本のAmazon Prime Videoで鬼滅の刃を見ようとアクセスしたら、こんな感じでブロックされます↓↓
例えば、Netflixは世界190か国以上でサービスを展開していますが、映画やドラマのラインナップは国により異なり、随時変更されます。VPNを使って視聴したい国のIPアドレスに変更することで、その国でのみ配信されている映画やドラマを視聴できるというわけです。
しかし、VPNサービス会社によっては視聴したい動画配信サービスをブロック解除できない場合があります。そのため、どのVPNサービスを使うか決める前に事前調査が必要です。
下記の表では、そんなわずらわしい調査をボクが皆さんに変わって「海外から日本」「日本から海外」にアクセスして動画を快適に視聴できるのか検証しました。
※ブロック解除は動画配信サービスの運営会社とイタチごっこのため、『当時は見れたのに今は見れなくなった』という現象が生じます。なるべく常に最新の情報をアップデートしていきます。
※AdGuad VPNは有料プランのみ日本サーバーを使用できます。
【検証更新日:2022年9月30日】
VODグローバル | ProtonVPN | hide.me VPN | AdGuard VPN |
---|---|---|---|
Netflix | |||
Amazon Prime Video | |||
HBO Max | |||
Paramaount Plus | |||
YouTube Premium | |||
Disney+ | |||
Funimation | |||
Apple TV+ | |||
DAZN | |||
viu |
各動画配信サービスによってサービスを展開している国と地域が異なるので、こちらのまとめ記事『世界に展開する人気動画配信サービス10社のサービス対象国・地域一覧』から対象国をチェックした後、ご利用のVPNアプリで対象国のサーバーを選んで接続しましょう。
AdGuard VPNはそもそも無料プランで日本サーバーが使えないので微妙だね((+_+))
業界No.1の性能を誇る新しいVPNサービス会社『Nord VPN』ならブロック解除が難しいHBO Max、DAZN、viuも視聴できるよ( ;∀;)
日本国内のみで展開する動画配信サービス
次の表では、海外からVPNを使って海外から日本の動画配信サービスを視聴できるのか検証した結果をまとめました。
VOD日本 | ProtonVPN | hide.me VPN | AdGuard VPN |
---|---|---|---|
Hulu | |||
U-NEXT | |||
Praravi | |||
ABEMA TV | |||
dTV | |||
FOD | |||
Tver | |||
GYAO! |
日本国内のみでサービスを展開している動画配信サービスは放映権の問題で海外からの接続をブロックしているためアカウント登録も視聴もできない仕組みになっています。
海外に住んでいて日本の動画配信サービスを利用したい時や、日本または海外から韓国の動画配信サービスを視聴したい時はVPN接続サービスを使って日本のIPアドレスまたは韓国のIPアドレスに変更することでそれぞれ視聴することができます。
この3社の中ではProtonVPNが1番マシだけど、ほとんどブロックされて見れないから無料お試し期間が30日あって無料期間中も有料プランのサービスを全部使えるNord VPNやExpress VPNを使うのがおすすめだよ(^^♪
韓国・その他アジアで展開する動画配信サービス
下記の表では、日本から韓国の動画配信サービスを視聴できるのか、海外から韓国の動画配信サービスを視聴できるのか検証しました。
VOD韓国・アジア | ProtonVPN | hide.me VPN | AdGuard VPN |
---|---|---|---|
TVING | |||
wavve | |||
SBS | |||
kakao tv | |||
jtbc | |||
mbc | |||
ONDemand korea | |||
LINE TV | |||
楽天viki |
楽天vikiは主にアジア圏で展開しているサービスですが、日本からでもVPN接続サービスを利用せずに視聴可能です。ただし、台湾や韓国など国によって配信されている作品が異なるのでVPNを使えば日本未配信のコンテンツを視聴することができるのでおすすめです。
韓国の動画配信サービスを視聴するならhide.me VPN一択だね!wavveだけ見れないから、30日間の無料お試し期間で有料プランと同じ機能を使えるNord VPNやExpress VPNを使って視聴するのがおすすめだよ(^^♪
てか、AdGuard VPNショボいから比較対象から脱落だな。
⑥VPNアプリの使いやすさ・カスタマーサポート・日本語対応を比較
VPNアプリ画面の操作性は2社ともシンプルですが、ProtonVPNは日本語対応がないのでネットに疎い還暦間近のわたしの母親は操作できませんでした。
とはいえ中学生くらいの英語力があれば、国名を選んでボタンを押すだけなので大丈夫です。hide.me VPNは日本語対応しているのでわかりやすくておススメです。
ProtonVPN | hide.me VPN | |
---|---|---|
アプリの操作性 | ||
カスタマーサポートの種類 | ||
回答の速さ | ||
回答の質 | ||
日本語対応 |
hide.me VPNにカスタマーサポートの質は期待しない方が良いでしょう。基本的に応答はなく、あったとしても簡易的です。
一方で、ProtonVPNは回答がとても親切で詳しく説明してくれます。基本的に回答は早くて2営業日、遅い場合は3営業日後だったりします。
もし、あなたがサポートを重視したい場合は当サイトでも1番推奨しているNord VPNがおすすめです。30日間無料のお試し期間で有料版と全く同じ機能を制限なく利用できます。
【2024年最新版】NordVPN(ノード)の口コミ評判をレビュー⑦対応デバイスの種類と同時接続可能数を比較
VPNサービス会社によって、使用できるデバイス(端末)・OSとブラウザの種類は基本的に異なるので利用予定のデバイスに対応しているのかあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
また、1つのアカウントに対して同時に何台までデバイス(PCやスマホ)を接続できるのかもVPNサービス会社によって異なるのであわせて確認しておきましょう。
ProtonVPN | hide.me VPN | |
---|---|---|
対応デバイス・OS | ||
ルーターの互換性 | ||
オペレーティングシステム | ||
ストリーミングデバイス | ||
ブラウザ拡張機能 | ||
同時接続可能台数 |
ProtonVPNとhide.me VPNの両社とも無料プランでは同時接続台数が1台のみです。
1台以上のデバイスを同時に接続して使用したい場合は有料プランへアップデートするか、何台でも同時接続できる無制限のNord VPNの利用もおすすめです。
現在、ProtonVPNはブラウザの拡張機能に対応していませんが、サポートに問い合わせたところ近日中にリリースするとのことでした。
⑧接続できる国とサーバーの数を比較
公式サイトや腐った適当な情報サイトで接続できる国名をみて、実際にVPNサービスに登録して使ってみたら機能制限がかかっていて接続したい国が使えなかったという経験はありませんか?
有料プランのバックエンドがある無料VPNサービス会社では、公式サイトでは有料プランで使える機能情報だけをわざと掲載していることが多いので、ダマされないようにあらかじめ無料プランでも自分が使いたい国に対応しているのか確認することをおすすめします。
また、VPNサービス会社のサーバー設置数が少ないと時間帯によって利用者が混雑して接続が頻繁に途切れたり、全然繋がらないことも良くあります。
ProtonVPN | hide.me VPN | Nord VPN(理想) | |
---|---|---|---|
接続可能な国数 | 有料:64か国 無料:3ヵ国 | 有料:75か国 無料:47か国 | 59か国 |
サーバー設置数 | 有料:1700台以上 無料:100以上 | 有料:2000台以上 無料:100以上 | 5000台以上 |
日本への接続 | 可 | 可 | 可 |
⑨トレント対応を比較
特殊な作業をする方でトレント利用のためにVPNサービスを使う場合、VPNサービスがトレント利用をどれくらい許容しているのか確認しておきましょう。
ProtonVPN | hide.me VPN | |
---|---|---|
トレント対応 | 公式に許可 | 公式に許可 |
専用サーバー | 専用P2Pサーバー | 専用P2Pサーバー |
⑩アカウント作成時に必要な情報を比較
VPNサービス会社に登録してアカウント作成する際に求められる個人情報は各サービスによって異なります。
ProtonVPNとhide.meはメールアドレスのみでアカウント作成してVPN接続を行うことができるので、めちゃくちゃ簡単です。メールアドレス以外は一切個人情報を提出する必要がないため、匿名性に優れたサービスとなっています。
ProtonVPN | hide.me VPN | |
---|---|---|
必要な情報 | ||
決済情報 |
ここまで10社の無料VPNサービスを10項目で比較検証してきた結果、最終的に厳しい条件をクリアして勝ち残った無料VPNサービス会社は『ProtonVPN』と『hide.me VPN』の2社となりました。
無料VPNを選ぶ際の必須条件
- 過去に個人情報漏洩や転売のトラブルがない
- 厳格で裏付けのあるノーログポリシー
- 強力なデータ暗号化技術を採用
- キルスイッチに対応
- 通信速度は最低でも下り100mbps以上
- データ通信量の制限がない
- 利用したい接続国の機能制限がない
- ストリーミングサービスのブロック解除
- アカウント作成から接続までメールアドレスのみで可能
¥ゼロ円/完全無料
ProtonVPNは有料VPNと同等の通信速度で快適にNetflixなどの動画配信サービスを視聴できます。
運営拠点 | スイス |
過去のトラブル | なし |
厳格なノーログポリシー | 第三者機関が証明 |
データ暗号化技術 | 256-bit AES暗号化 |
キルスイッチ | 対応 |
通信速度(上り/下り) | 185.70/244.86 |
データ通信量制限 | 無制限 |
利用に必要な情報 | メールアドレス、Apple ID、Facebook、Twitterのいづれかのみ |
メリット
- 有料VPNに匹敵する脅威の通信速度
- データ通信量無制限で動画視聴に最適
- 独立監査のノーログポリシー
- 運営拠点はプライバシー保護天国のスイス
- アカウント作成が簡単
デメリット
- 有料プランは64か国、無料プランは3ヵ国(日本,米国,オランダ)のみ接続可能
- カスタマーサービスは応答なし
- アプリ画面は英語
ProtonVPNの通信速度は無料版でも人気の有料VPNサービス『Nord VPN』に匹敵する爆速技術を持っています。
データ通信量も無制限なので、Netflixなどの動画ストリーミングサービスで映画やドラマを海外から視聴したい場合にProtonVPNを使えば快適にストレスなく楽しむことができます。正直いって無料とは思えないクオリティです。
しかし、ProtonVPNは有料版サービスへの誘導を目的として無料版を提供しています。そのため、接続国の機能制限で3ヵ国(日本・米国・オランダ)の中からしか選べません。もし、3ヵ国以外の国に接続したい場合は47か国に接続できるhide.me VPNとの使い分けがおすすめです。
ProtonVPNはセキュリティ技術とプライバシー保護の法律が世界トップレベルと言われているスイスに拠点を置いています。プライバシーポリシーで宣言している全ての情報は第三者機関の独立監査で証明されているので、安心して利用することができる超優良VPNサービスです。
日本サーバーへの接続は5種類から選択できます。利用者の込み具合によって通信速度が変動するのですが、2番目の『JP-FREE#2』が安定していておススメです。
運営拠点 | マレーシア |
過去のトラブル | なし |
厳格なノーログポリシー | 第三者機関が証明 |
データ暗号化技術 | 256-bit AES暗号化 |
キルスイッチ | 対応 |
通信速度(上り/下り) | 214.04/246.16 |
データ通信量制限 | 一部の国は10GB |
利用に必要な情報 | メールアドレスのみ |
メリット
- 日本語対応の公式サイトとアプリ操作画面で使いやすい
- 独立監査のノーログポリシー
- 通信速度はProtonVPNに匹敵
- 有料プランの75か国のうち無料プランでも47か国に接続可能
- データ保持法がないプライバシー天国のマレーシアが運営拠点
デメリット
- 一部の国は月に10GBのデータ通信量制限あり
- 日本は10GB/月の機能制限
- カスタマーサービスは応答なし
hide.me VPNはデータ保持法がないプライバシー天国のマレーシアに拠点に運営されています。
また第三者機関の独立監査によって、プライバシーポリシーで宣言している内容はすべて真実であることが証明されているので安心して安全に利用できます。
計測した通信速度の数値はProtonVPNを上回っていますが、実際にNetflixの動画を視聴した肌感だとProtonVPNの方がやや早いように感じました。ProtonVPNの無料プランでは3ヵ国のみ接続可能ですが、hide.meは47か国に接続することできます。
唯一のデメリットは、日本を含む一部の国で1ヵ月に利用できるデータ通信量が10GBに機能制限されていることです。Netflixの動画視聴で換算すると月に約20時間くらい動画を見たら翌月まで使用できなくなります。
データ通信量が無制限のProtonVPNとうまく使い分けて利用すると便利でおすすめですよ。
無料版のVPNサービスでは、接続可能な国数の制限や1ヵ月に使えるデータ通信量の制限など、どうしても機能制限があるのでストレスに感じる方もいるかもしれません。
有料プランのみを提供している大手の人気VPNサービス会社では、基本的に30日間返金保証サービスがあります。
これは、サービスに満足できなければ登録から30日以内に返金申請することでどんな理由でも1~2営業日で全額返金してくれるサービスです。
最初から決済を行って有料プランに申し込みするため、もちろん機能制限なく有料機能をすべて使うことが可能できます。とりあえずメリットしかないので、お試し利用におすすめです。
有料VPNサービス
- 全ての機能を制限なく使える
- サーバー設置数が多いので接続が重くならない
- 30日~45日間の返金保証があるので無リスクでお試し可能
- カスタマーサポートの応答が早くて質が高い
- ブロック解除できるストリーミングサービスが豊富
無料VPNサービス
- 接続可能な国数の制限がある
- データ通信量の制限がある
- サーバー数の制限がある(混雑する時間帯は低速または繋がらない)
しかし、この手の返金保証系サービスの怖いところは返金手続きがかなり面倒だったり、ずっと待ってるのにぜんぜん返金されない等のリスクがありますよね?
老舗で大手の人気VPNサービス3社を実際にわたしが契約して返金対応を調査した評価記事をぜひチェックしてみてくださいね(^^♪
→Nord VPNの30日間返金保証は本当なのか実際に契約して検証してみた
→ExpressVPNの30日間返金保証は本当なのか実際に契約して検証してみた
→Surfshark VPNの30日間返金保証は本当なのか実際に契約して検証してみた
ブランド | Nord VPN | ExpressVPN | surfshark VPN |
---|---|---|---|
ブランド | |||
評価 | |||
返金保証 | 30日間 | 30日間 | 30日間 |
料金(最安) | 1ヵ月:1510円~/月 12ヶ月:620円~/月 24ヶ月:470円/~月 | 1ヵ月:12.95ドル/月 6ヶ月:9.99ドル/月 12ヶ月:8.32円/月 | 1ヵ月:1,759円/月 12ヶ月:539円/月 24ヶ月:339円/月 |
運営拠点 | |||
データ保持法 | |||
ログポリシー | |||
暗号化 | 256-bit AES暗号化 | ||
キルスイッチ | |||
サーバー台数 | 59か国に5500台以上 | 94か国に3000台以上 | 99か国に3200台以上 |
ストリーミング | Netflix,Hulu,U-NEXT,Disuney+など | Netflix,Hulu,U-NEXT,Disuney+など | Netflix,Hulu,U-NEXT,Disuney+など |
同時接続 | 6台 | 5台 | 無制限 |
もっと詳しく | レビューを見る | レビューを見る | レビューを見る |
ストリーミングサービス(動画配信サービス)への対応可否は、下記の記事にて詳しく最新情報で解説しています。あわせてチェックしてみてくださいね。
→VPNアプリで海外から日本、日本から海外の動画配信サービスを視聴する方法
人気VPNアプリの早見表
どのVPNサービスにするか迷ったらこの3社を選べば間違いないよ(‘◇’)ゞ